治療の変遷

頭をかかえるシニア男性

現在から100年前、米国の心臓病協会で、ジョン・ヘリック氏が初めて心筋梗塞という病状についてとらえた症例報告をしました。
このときのヘリック氏の報告書の中には、その患者についての対応策は数日間の床上での安静状態が必要というものでした。
明らかな予防策や特効薬などについては分かっておらず、そのような報告でした。
しかし、それから何年もの間、患者の症状や様態、それに対する薬や治療方法などについて研究が進められてきました。
50年前には、患者を24時間体制で監視し異変が合った時に救急隊が駆け付け、心肺蘇生を行うということが主に行われていました。
また、最近では詰まった血管を再開通させる心臓カテーテル治療が普及し始めています。

現在の心筋梗塞の治療法としては、心臓カテーテル方法が主流です。
脚の付け根からカテーテルと言うものを挿入し、冠動脈にそってそれを入れて行きます。
X線で造影を見ながらカテーテルを進めて行き、詰まっている箇所を見つけます。
詰まっている場所を見つけたら、ガドワイヤーというものを通し、閉塞している部分を開通させます。
自宅でできる予防方法としては、禁煙、食事、運動、ストレス軽減です。
喫煙をすると様々な成分が血管を刺激したり、血管の内皮に影響を与えます。
血管収縮、血液凝固、動脈硬化などをもたらすので、禁煙が大切です。
また肉や魚などばかりでなく野菜も取り入れたバランスの良い食事、適度な運動をすることが大切です。
またストレスをためない工夫も大切です。

心筋梗塞は急性のものがほとんどです。
しかし、急性の大きな発作が起こる数分前には事前の症状があるといいます。
また、数日前、数カ月前にも症状があるといいます。
階段の上り下り、歩行などの通常の生活を行っている際に、急に胸部が締め付けられるような感じがあること、強い痛みがあること、圧迫感などがあることで呼吸をすることが苦しく感じるという状態があると発作が起こる危険があります。
そのような状態が15分くらい続くと言われています。
また、これは寒い時期などにも起こりやすいと言われています。
そのため、そのような状態が見られればすぐに医師の診断を受けることが大切です。
早めに診断を受けることで医師の治療を受けられ、生命の危険を回避することができます。

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